経験豊富な防水職人が解説!幼稚園・保育園における防水工事の基礎知識

幼稚園・保育園の園長や施設管理者の方にとって、屋上の雨漏りは日々の運営や園児の安全に直結する大きな悩みです。
雨漏りが進むと、園児の安全や施設の寿命に影響が出てしまい、放置すれば被害範囲が広がり、修繕費も膨らみます。
そこで本記事では、幼稚園・保育園に適した防水工事の特徴や工事前の準備、工事後のメンテナンスまで詳しく解説します。

この記事を読むことで、防水工事の選び方や業者選びのポイントが分かり、園児や職員への影響を最小限に抑えた判断ができるはずです。

目次

幼稚園・保育園の防水工事で雨漏りを防ぐ重要性

幼稚園・保育園の屋上は、直射日光や雨風にさらされやすく、防水機能の劣化が進みやすい場所です。
防水性能が損なわれると雨漏りが発生し、園舎全体や園児の生活空間に影響を及ぼす可能性があります。

そのため、屋上の防水工事は園児の安全・健康面や、園舎の運営におけるコスト管理の観点からも非常に重要です。

園児の安全・健康を守る

幼稚園・保育園の屋上からの雨漏りは、保育室の天井の落下や床の濡れによる転倒など、園児の安全に直接影響します。
雨漏りによりカビが発生すると、アレルギーや喘息のリスクも高まります。
濡れた床は滑りやすく事故につながりやすく、雨水が電気設備に侵入すればショートや感電の危険も。

これらのリスクは、保護者の不安や園への信頼低下にもつながるため、防水工事は園児と職員を安全に守るために欠かせない対策です。

建物内部の劣化を防ぐ

幼稚園・保育園の屋上から雨水が入り込むと、建物の柱や床、壁の中の断熱材が傷んで、建物内部が劣化します。
雨漏りを放置すると漏水範囲が一気に広がり、内装の張り替えや電気設備の交換が必要になる場合も。

そのため、屋上の防水性能を維持することは、建物を長持ちさせ、安全に保つために重要です。

将来の修繕回数を減らす

幼稚園・保育園の屋上の防水工事を適切に行うことは、将来の修繕回数を抑えることにつながります。
また、雨漏りを放置して建物内部まで劣化が進むと、大規模な修繕工事が必要になり、コストが大幅に増加。
早めに対応することで、補修範囲を最小限に抑え、無駄な費用を防げます。

幼稚園・保育園の防水工事の主な3つの工法

幼稚園や保育園の防水工事では、園児やスタッフの安全を確保できること、耐久性が高いこと、施工中の臭いが少ないことが重要です。
また、工事の期間が長すぎると園の運営に支障が出るため、工期や作業中の影響も考慮して工法を選びましょう。

ここでは、幼稚園・保育園の屋上で用いられる主な3つの防水工法を紹介します。

1. メンテナンス費用が安い!ウレタン防水

ウレタン防水は、屋上やバルコニーで広く使われている代表的な防水工法です。
液状のウレタン樹脂を複数回塗って防水層(防水の膜)をつくる方法で、硬化すると弾性のある塗膜になります。
液状材料を使うため、凹凸のある面や配管まわりなど複雑な形状にも施工しやすく、継ぎ目のない防水層を形成できる点が特徴。
既存の防水層を活かして重ね塗りできるケースもあります。

また、トップコート(表面の保護塗料)を定期的に塗り替えるだけで防水性能を維持しやすいため、メンテナンスにも優れています。

2. 低コスト短工期!塩ビシート防水

塩ビシート防水とは、塩化ビニル樹脂でできた防水シートを貼り重ねて防水層(防水の膜)を形成する工法です。
ウレタン防水と比べて乾燥工程が不要なため工期が短く、雨漏りが発生している場合でも応急処置が行いやすいのが特徴。

また、既存の防水層を撤去せずに上から施工できる「カバー工法」にも対応しており、廃材を抑えられる点もメリットです。
さらに、施工中の臭いが発生しないため、幼稚園や保育園の防水工事でも採用されています。

3. 転倒時の衝撃吸収!ゴムチップ複合防水

ゴムチップ複合防水は、ウレタン防水の防水層の下にゴムチップを混ぜた材料を敷き詰めて施工する工法。
柔軟で衝撃を吸収する表面をつくるため、防水性と安全性を両立できます。
転倒時の衝撃をやわらげ怪我のリスクを軽減し、滑りにくく安全に歩ける面になります。
一般的なウレタン防水の機能も備えているため、防水性能も確保。

特に幼稚園や保育園では、園児が走り回る屋上や園庭で安全性を高められ、施設運営者や保護者にとって安心できる防水工法です。

幼稚園・保育園の防水工事の費用相場

防水工事の費用は、建物面積、既存防水の劣化状況、採用する工法によって変動します。
同じ施工法でも建物面積によって金額が異なることを理解しておきましょう。

幼稚園・保育園の防水工事の費用相場は以下の通り。

工法費用相場(㎡あたり)
ウレタン防水約5,500〜6,500円
塩ビシート防水約4,000〜7,500円
ゴムチップ複合防水約10,000~14,000円

幼稚園・保育園の防水工事前に知っておくべき2つの準備

幼稚園・保育園の防水工事前に知っておくべき準備を2つ紹介します。
これらを把握しておくことで、施設運営への影響を最小限にしながら工事を進められます。

1. 工事時期の調整

幼稚園・保育園での防水工事を計画する際は、工事時期の調整も重要です。
行事やイベントと重ならない時期を選ぶことで、園児や職員への影響を最小限に抑えられます。
特に園児の利用が少ない長期休暇中に施工するのが理想です。
長期休暇中に防水工事を実施することで、日常の活動に支障を与えず、安全に作業を進められます。

さらに天候のリスクも考慮しましょう。
ウレタン防水は、雨天や湿度が高い日には施工が難しいため、梅雨時期は避けるのが基本です。
適切な時期を選ぶことで、工事の品質を確保し、完成後の耐久性も高められます。

2. 保護者への説明

幼稚園・保育園の防水工事を行う際は、工事の目的や期間、園内での安全対策について、事前に保護者へ周知することが必要です。
保護者が工事の内容やスケジュールを理解することで、工事への安心感を持ってもらえます。

園児の活動や送迎に影響が出る場合は、具体的な時間帯・場所で制限があるのかを丁寧に説明しましょう。
工事の透明性を保つことで、保護者との円滑なコミュニケーションにつながります。

幼稚園・保育園の防水工事を依頼する業者選びの4つのポイント

幼稚園・保育園の防水工事では、信頼できる業者選びが大切です。ここでは、業者選びのポイントを4つ解説していきます。

1. 幼稚園・保育園ならではの配慮ができるかどうか

業者選びの最初のポイントは、幼稚園・保育園ならではの安全配慮ができるかどうか。
園児の安全を確保するため、工事範囲を明確に区画し、フェンスやロープで立ち入りを防ぐ管理が必要です。
工事に使う道具や材料は園児の手の届かない場所に保管し、作業動線を工事用と園児用に分けることで、接触事故を防げます。
さらに、臭いや有害物質の少ない材料を選び、園児や職員への影響を抑えることも重要です。

加えて、近隣への騒音対策として作業時間を調整し、防音材を使用できるか、工事車両を周囲に配慮して駐車できるかも確認しておきましょう。

2. 施工実績が豊富かどうか

幼稚園・保育園の防水工事では、園児の安全を守るために施工の正確さが求められます。
そのため、施工実績が豊富な会社かどうかを確認することが重要です。

施工実績のある会社は、過去の事例から得たノウハウを活かし、工期の短縮や仕上がりの安定、将来のメンテナンス計画まで考慮した工事を行えます。
園児の安全性と建物の耐久性を両立させるためには、幼稚園・保育園での施工実績が豊富な会社を選ぶことが安心です。

3. 国家資格の有無

幼稚園・保育園の防水工事を依頼する際は、国家資格の有無も確認しましょう。
例えば、ウレタン防水を行う場合は、ウレタン防水に関する国家資格である「ウレタン塗膜防水1級技能士」を持っているか確認すると安心。
ウレタン防水は液状の材料を塗って硬化させる工法のため、職人の技術によって仕上がりが大きく左右されます。

資格を持つ施工者であれば、材料の選定や施工手順、下地処理などを正しく行う知識と技術を持っており、雨漏りやトラブルを防げます。
工事を依頼する前に、会社や職人が資格を取得しているか確認することをお勧めします。

4. 見積もり書の内容が明確かどうか

見積もり書の内容が明確かどうかは、工事を安心して任せるために重要です。
工事範囲・使用材料・工程が具体的に記載されているかを確認しましょう。
曖昧な表現や省略があると、後でトラブルの原因になります。

また、「一式」表記だけの見積もりには注意が必要です。
詳細が不明なままでは、実際の工事内容や品質を把握できず、追加費用が発生するリスクがあります。
天候や下地状況の変化などで追加費用が発生する場合に備え、条件がはっきり書かれていると安心です。

明確な見積もり書は、工事前のトラブルを防ぎ、施工品質の確認にも役立ちます。

幼稚園・保育園の防水工事の手順

幼稚園・保育園の防水工事は計画的に進めることが重要で、以下の手順で行われます。

雨漏り箇所を確認するため、幼稚園・保育園の職員へのヒアリングと現地調査を実施します。
次に、既存の防水層(防水の膜)の状態を確認し、劣化や破損の程度を把握。その上で、建物の状況や予算に応じて最適な防水工法を選定します。

施工前には、下地処理や清掃を徹底し、防水材がしっかり密着する状態を整えます。
選定した防水材を塗布するか、防水シートを貼付し、乾燥・養生期間を十分に確保して防水層を形成。
最後に最終検査を行い、問題がなければ工事完了となります。

幼稚園・保育園の防水工事後のメンテナンス方法

幼稚園・保育園の屋上は、園児の安全と建物の維持に直結するため、防水工事後の適切なメンテナンスが欠かせません。
排水口の詰まりやゴミの滞留は定期的に清掃し、雨水の排水不良による水たまりを防ぎましょう。

さらに、ひび割れや浮きなどの劣化サインを早期に発見することで、被害の拡大を防ぐことができます。
工法ごとのメンテナンスも重要です。
ウレタン防水の場合は、トップコート(表面の保護塗料)の塗り替えを5年ごとに行う必要があります。
シート防水では、端部のめくれや固定部のゆるみを重点的に点検することで、剥離や漏水を未然に防げます。

定期的な清掃と点検を組み合わせることで、防水効果を長期間維持し、園児の安全な環境を守ることが可能です。

幼稚園・保育園の防水工事なら株式会社アクアスへ

幼稚園・保育園における防水工事の重要性や、代表的な防水工法、そして定期的なメンテナンスの必要性について解説してきました。
雨漏りの進行具合は、ある程度ご自身でも確認できます。
ただ、園児の安全に関わる問題でもあるため、少しでも不安があれば早めに防水業者へ調査を依頼することをお勧めします。

屋上の劣化が気になる場合は、ぜひ一度株式会社アクアスにご相談ください。

当社は職人直営・自社施工のため、中間マージンが発生せず、適正価格で質の高い防水工事を実現できます。
また、「一級防水施工技能士」など国家資格を持つ職人が在籍しており、技術力にも自信があります。
現地調査やお見積りは無料のため、園児の安全や施設の長寿命化のためにも、お気軽にお問合せください。

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