FRP防水とは

ご自宅や管理されているマンションの防水工事を検討されている方に向けて、FRP防水の特徴やメリット・デメリット、耐用年数など、知っておくべき基礎知識をわかりやすく解説いたします。
基礎知識を持っておけば、業者さんとのコミュニケーションもとりやすくなり、適正な価格で依頼しやすくなります。

目次

軽くて強い!工期も短い「FRP防水」とは

特徴1サンプル

FRP防水は主に木造住宅のベランダに使われることが多い防水施工法で、軽くて強度が高いことが特徴です。
また、乾くのが早いため、他の施工法よりも短期間で防水層が作れます。
FRP防水の耐用年数は10〜25年ほど。
FRP防水では、ガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂で作られたシートを敷き、樹脂を塗って硬化させて防水層を作ります。
木造住宅のベランダ以外のマンションやビルの屋上でも、FRP防水は使われています。

特徴耐用年数メリットデメリット向いている場所
・軽い
・耐久性が高い
・耐用年数が長い
10〜25年・建物への負担が少ない
・耐久性が高い
・施工期間が短い
・施工費用が少し高い
・広い場所には施工できない
・木造建築
・ベランダ

FRP防水が向いている場

FRP防水の特徴が活かせる「FPR防水が向いている」場所は、下記の通りです。

  • 木造住宅
  • 耐久性が必要
  • 人の出入りが激し
  • 工事期間を短くする必要がある
  • 築年数が長い

FRPのメリット・デメリット

FRP防水は耐久性も防水性能も高い施工法ですが、その他の施工法と同じくメリット・デメリットがあります。

FRP防水のメリット

FRP防水のメリットは、下記の3つです。

  • 建物への負担が少ない
  • 耐久性が高い
  • 施工にかかる期間が短い

メリット1)建物への負担が少ない

FRP防水で作る防水層は、他の施工法と比べて軽いため、建物への負担が軽いです。
そのため、木造住宅や築年数が長い住宅にも向いています。

メリット2)耐久性が高い

FRP防水層は固くて耐久性が高いため、人が良く出入りする場所でも劣化がしづらいです。

メリット3)施工にかかる期間が短い

FRP防水では、乾くのが早いため、1から2日で施工が完了することもあります。

FRP防水のデメリット

FRP防水のデメリットは、他の防水施工法と比べて高いこと。
固くて伸縮性がないため、広い面積の床面にも施工ができないこともデメリットの一つです。
また、FRP施工を行った箇所は上から他の防水施工ができないことも、デメリットと言えます。

FRP防水の工事費用の相場

FRP防水の相場は1㎡あたり4,000円〜7,000円前後です。
業者や施工箇所の状況によって、実際の工事にかかる費用は異なるため、まずは業者に見積もりを依頼してみましょう。

FRP防水工事の流れ

FRP防水工事の大まかな流れをご説明いたします。
他の防水施工法と同じく、FRP防水もDIYで行うことはお勧めしません。
材料や施工の内容によっては、建物の寿命を短くしてしまうリスクがあります。

STEP
下地の洗浄または清掃
STEP
プライマー散布
STEP
FRPのシートを敷く
STEP
ポリエステル樹脂の塗布
STEP
STEP3〜4を繰り返す
STEP
トップコートを塗る

木造住宅のベランダに向いているFRP防水

FRP防水は一言で言ってしまえば、木造住宅のベランダに向いている施工法です。
もちろん、それ以外にも面積が狭い箇所であれば、どんな場所でもFRP防水は対応可能。
もしFRP防水での施工をご検討中なら、株式会社アクアスまでお気軽にご相談ください。
FRP防水工事の実績・経験も豊富にございます。

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